不動産ニュース / 開発・分譲

2012/5/1

ビル管理業の解約等で減収も特別利益計上で増益/ダイビル12年3月期決算

 ダイビル(株)は4月27日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は336億7,000万円(前期比▲3.3%)、営業利益は101億6,100万円(同▲1.2%)、経常利益は89億1,000万円(同0.2%増)、当期純利益は47億3,900万円(同27.8%増)。

 土地建物賃貸事業においては、既存ビルの一部における賃料低下の影響等により営業収益259億1,600万円(前年度比▲0.2%)と減収。また、費用面でも前年度に取得した「青山ライズスクエア」の固定資産税負担が新たに発生したが、減価償却費が減少したこと等により営業収益は107億1,100万円(同0.5%増)と、増益となった。

 ビル管理事業では、大口受託契約の解約等の影響等により、営業収益は73億8,300万円(同▲8.3%)の減収となり、営業収益も5億5,700万円(同▲21.5%)の減益となった。

 なお、特別損失として建替関連損失や投資有価証券評価損および固定資産除却損の計10億2,500万円を計上した一方、特別利益として投資有価証券売却益および固定資産売却益計14億800万円を計上する等した結果、増益となった。

 次期については、売上高340億円、営業利益97億円、経常利益84億円、当期純利益47億円を見込んでいる。

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