不動産ニュース / その他

2012/5/10

「平成24年度 住まい・まちづくり担い手事業」を募集/国交省

 国土交通省は9日、「平成24年度 住まい・まちづくり担い手事業」の募集を開始すると発表した。

 持続可能なストック型の社会への転換、質の高い住宅を長期にわたり使用していくための基盤となる市街地環境の整備が求められている中、各地域において良好なまちづくりを行なうNPO法人、任意団体の活動を促進することを目的としたもの。先導的な活動を公募によって募り、優れた提案に対して、活動の実施に要する費用の一部を補助する。

 募集対象は、(1)被災地の復興の円滑かつ迅速な推進に関する活動、(2)災害に強い地域づくりの推進に関する活動、(3)低炭素まちづくりの推進に関する活動、のいずれかに該当し、かつ〈1〉建築デザイン、まちの景観の向上、建築資産の活用等に関する活動、〈2〉建築協定等が結ばれた地域等における住環境の整備・保全のための活動、のどちらかに該当し、建築やまちづくり等の経験豊かな専門家と連携し、また、「建築等を通じた良好な景観形成・まちづくり推進協議会」が選定するサポーター(各支援団体の近傍で活動し、まちづくりに関心があり、スキルアップを目指す建築士や大学関係者など)を受け入れ、地域の建築・まちづくりの専門家育成に協力する事業。

 応募締切は6月8日(金)(必着)まで。一般社団法人住まい・まちづくり担い手支援機構に設置する委員会が、支援希望団体から提出された資料を厳正に審査し、当該評価結果を踏まえ、国土交通省が支援対象団体を決定する。

 選定結果は7月中旬頃に全応募団体に通知する予定。

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