東京建物(株)は10日、2012年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年1月1日~3月31日)の連結売上高は574億5,600万円(前年同期比20.2%増)、営業利益205億1,700万円(同429.1%)、経常利益181億1,100万円(前年同期:14億8,100万円)、当期純利益114億5,200万円(同6億4,000万円)。
主力のビル等事業は、「(仮称)大手町1-6計画」を手掛けるSPCが、当該敷地を売却した利益を、配当収益として計上。営業収益は277億1,900万円(同172.0%増)、営業利益は204億4,000万円(同580.6%増)を計上した。
住宅事業については、「オーシャンレジデンス 辻堂海浜公園」(神奈川県藤沢市)、「Brillia レジデンス 六甲アイランド」(神戸市東灘区)等を売り上げに計上。営業収益は206億500万円(同▲33.3%)、営業利益は3億9,900万円(同▲81.3%)となった。
なお、通期では連結売上高1,900億円、営業利益300億円、経常利益200億円、当期純利益100億円を見込んでいる。