不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/11

2期連続で経常利益200億円超え目指す/住友林業

 住友林業(株)は11日、2012年3月期の決算説明会を開催した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は8,318億7,000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益191億9,100万円(同34.8%増)、経常利益207億1,400万円(同45.8%増)、当期純利益92億7,100万円(同79.1%増)。

 次期については、売上高8,450億円、営業利益225億円、経常利益230億円、当期純利益130億円を見込んでいる。流通事業を統一し、海外流通事業を木材建材セグメントへ変更。住宅事業と不動産事業を統合し、ストック住宅事業を強化していく。

 木材建材事業は、市場の拡大が見込まれる環境資材や、リフォーム分野への対応を強化し、売上高4,000億円、経常利益44億円の見通し。住宅事業は、注文住宅事業では大都市圏のシェアアップ、被災地の復興需要対策などを実施。ストック住宅事業では、リフォーム事業を含めたストック住宅事業を拡大し、木化事業は木質資源の用途拡大を推進するなど、売上高4,300億円、経常利益237億円を見込む。
 海外事業は、不振事業の早期立て直しと新規事業の成長を加速させ、売上高400億円、経常利益▲14億円の見通し。

 説明にたった同社代表取締役社長の市川 晃氏は「コア事業の木材建材事業と新築注文住宅事業は、安定収益として、今後も継続的は事業拡大を目指す。リフォーム事業の拡大や海外事業の損益改善により、2期連続で経常利益200億円超を狙っていく」などと述べた。

 ※なお、同社12年3月期決算の詳細については過去のニュースを参照。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。