セントポール生活文化研究会(SP-SB会)は11日、立教大学(東京都豊島区)で2012年度総会を開催した。
同会は、04年に立教大学のOBおよびOGにより設立されたもの。不動産業や建設業、生活文化に関わる仕事に従事している400名あまりで構成されており、ビジネス交流やセミナー開催などの活動を行なっている。
12年度の活動計画として、「会員相互のよき交流が図れる例会とする」、「情報委員会との連携を図り、例会の中で情報交換会を数回開催することとし、SB会の中におけるビジネス交流の活性化を図る」、「若手会員に例会時の受付等のお手伝いをお願いし、会のボトムアップをめ目指す」等を挙げた。
その後、同大学出身者である(株)河北新報社論説委員長:鈴木素雄氏が「大震災と新聞~風化、風評と闘う」をテーマに特別講演を実施。震災当日や新聞発行まで様子、復旧・復興に向けて同社の理念などを語った。
会長挨拶において、会長の伊藤 守氏((株)毎日コムネット代表取締役社長)は、「各大学に不動産連盟があるが、生活や文化まで広く対象としているのはSB会だけ。今年は大学不動産連盟の理事長校となるが、皆さまの協力を得ながら活動していきたい」などと語った。