シービーアールイー(株)はこのほど、会員制WEBサービス「CREIS Japan」(クレイス・ジャパン)を通じ「不動産白書2012」の販売を開始した。
同白書は、全国主要都市のオフィスマーケット動向を多角的に分析したもので、全国183ゾーンの最新データや新築・計画中のビルリストが含まれる。なお、指標データの算出対象となるオフィスビルは、これまでの原則全物件から延床面積500坪以上の中大型物件へ変更した。
今年度版は「特別企画・東日本大震災 オフィスマーケットへの影響」として、一般事業会社・不動産投資家を対象に震災後2回にわたり実施したアンケート調査結果と、各種マーケット指標をもとに、大都市圏のオフィスマーケットが受けた震災の影響についても考察している。
価格は全国版が2万1,000円、三大都市版・東部版が各1万5,750円、西部版が1万500円。詳細はホームページ参照。
また同社は、国内主要都市におけるオフィス需給および賃料動向の中期的な見通しをとりまとめた「オフィスマーケット中期予測2012」も発売した。オフィスマーケット指標の時系列データのほか、データの解説、主要な計画ビル情報を都市ごとに収録する。詳細は、ホームページ参照。