不動産ニュース / 開発・分譲

2012/5/16

防災・環境配慮のオフィスビル「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」、東芝グループが一括賃借/野村不動産他

「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」完成予想図
「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」完成予想図

 野村不動産(株)は、NREG東芝不動産(株)と共同で開発中のオフィスビル「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」(川崎市幸区)の全フロアを、東芝グループが一括して賃借すると発表した。

 同物件は、JR東海道線「川崎」駅徒歩2分、(株)東芝の川崎事業所跡地の一角に建設される、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上15階塔屋1階建ての大規模オフィスビル。敷地面積は9,765.58平方メートル。延床面積10万6,238.17平方メートル、基準階面積2,000坪超、天井高3,000mmを確保した大規模なオフィス空間が特徴。総事業費は約500億円。
 
 東芝グループの最新技術を駆使した空調・照明システムや全館LED照明の採用等により、CO2排出量を一般オフィスビルと比べて約35%削減。また高性能Low-eガラスの採用等により建物の熱負荷を軽減するなどにより、「CASBEE川崎 Sランク」「DBJ Green Building認証プラチナ」を取得している。

 大地震時の被害を最小に抑える基礎免震構造。電力と水を72時間供給できる非常用発電機や大容量の受水槽などを設け、災害時のテナントの事業継続をサポートする。竣工は2013年3月を予定。

 なお、同計画の竣工で同社がJR「川崎」駅西口駅前で進めていた開発が完了する。

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