不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/5/31

物流施設、東京圏・大阪圏とも空室率改善/一五不動産情報サービス

 (株)一五不動産情報サービスは5月31日、2012年4月の「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」結果を発表した。
 延床面積または敷地面積が5,000平方メートル以上の賃貸物流施設東京圏184棟・大阪圏44棟を対象に実地確認およびヒアリング調査を実施したもの。

 当期の東京圏の空室率は1.9%(前期比1.8ポイント改善)となった。また、新規需要は16万6,000平方メートルと、新規供給の4.8万平方メートルを大幅に上回る結果となった。 
 募集賃料水準は1坪当たり3,920円(前期比▲1.8%)に下落したが、東京圏の募集賃料はここ数年一進一退で推移しており、概ね横ばいとなった。

 大阪圏の空室率は0.2%(同1ポイント改善)し、9四半期連続の回復。賃貸市況の回復がより鮮明となった。
 募集賃料は1坪当たり3,250円(同2.2%増)と上昇。当面はオーナー優位の賃貸市況が続くと見込まれる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆