不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/6/6

低層住宅の労働災害、1,000棟当たり2.6件/住団連調査

 (社)住宅生産団体連合会は5日、「平成23年 低層住宅の労働災害発生状況報告書」(平成23年1月1日~12月31日)を発表した。住団連構成団体のうち6団体から、635社より回答を得た。

 年間完工棟数は、15万7,947棟(新築)、24万9,844棟(増改築・リフォーム)。労働災害件数(休業4日以上の災害で、一人親方や事業主災害等を含む)は415件(平成22年は414件)、新築完工棟数1,000棟当たりは2.6件(平成22年2.4件)となった。

 作業別では、建方工事(26.0%)および内部造作工事(17.8%)の合計が、前年と比べ6.5%減少したものの、全体の約4割(43.8%)と労働災害の多くを占めた。職業別では、そうした工事を主に手掛ける大工職の発生率が、平成22年度の51.9%に対し43.4%と減少するも、例年通り高い状況となっている。

 原因・型別では、墜転落災害、工具災害の2種類で70%を占めている。年齢別では50歳代および60歳以上では微減したものの、40歳代で増加。同3世代の占める割合が57%となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆