大和ハウス工業(株)は5日、今夏の電力供給不足への対応と省エネ・低炭素社会の実現を見据え、同社が保有する大型商業施設「イーアス札幌」(札幌市白石区)、「イーアスつくば」(茨城県つくば市)、「フォレオ大津―里山」(滋賀県大津市)、「りんくうプレジャータウンシークル」(大阪府泉佐野市)の共用部にLED照明を導入したと発表した。
施設内の基本照度を見直すと共に、館内通路やトイレ、駐車場などの共用部照明の9割(約1万6,000台)をLED照明に交換することで、4施設全体で消費電力量約300kWh、CO2排出量年間約990t削減する。
これまで同社の商業施設では、看板・サイン照明の消灯、共用部の照明減灯、トイレのハンドドライヤーの停止などの節電に取り組み、24%のピークカット効果を上げている。