ミサワホーム(株)は7日、環境省が推進する「平成24年度家庭エコ診断推進基盤整備事業 民間企業等試行実施事業(タイプ3)」に、同社のエコ・リフォーム診断ソフト「ECOエネシミュレーション(リフォーム版)」が選定されたと発表した。
「平成24年度家庭エコ診断推進基盤整備事業」では、家庭部門での地球温暖化対策を推進するための取り組みである「家庭エコ診断」の早期の普及を図ることを目的に、家庭のエコ診断の試行実施を行なう民間企業を募集していた。
今回選定された同ソフトでは、家族構成やライフスタイル、既存設備などの基本条件を入力すると、現在の住まいとリフォーム後の住まいを比較し、削減可能な年間CO2排出量を植林効果で視覚化する。また、エコ関連の設備を取り入れたリフォームを施工した場合の年間光熱費の予測も算出するなど、CO2排出量および光熱費の削減効果が把握できる。今回の選定では、CO2排出量や光熱費が具体的にどのようにすればどのくらい削減できるのかを用途別に提案できる点が評価され、選定された。
同社は、同ソフトを活用してリフォームの提案を強化していく考え。