積水ハウス(株)は2013年1月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年2月1日~4月30日)の連結経営成績は、売上高3,333億4,700万円(前年同期比1.4%増)、営業利益68億9,600万円(同▲15.4%)、経常利益78億9,700万円(同▲6.4%)、純利益28億8,500万円(同▲4.1%)であった。
家計に優しく、さらには普通に生活するだけで地球環境に貢献し、CO2削減を実現するという「グリーンファースト戦略」を基軸に、環境配慮型住宅の拡販やリフォーム事業における太陽光発電システムの普及に向けての本格展開を開始したことや、被災地における復興需要による成果が出てきていること等から、業績は堅調に推移した。
主力の戸建住宅事業は売上高907億1,400万円(同▲1.1%)、営業利益40億2,300万円(同▲21.8%)、賃貸住宅事業は売上高549億2,800万円(同4.2%増)、営業利益10億4,100万円(同▲36.3%)を計上した。
通期は前年度末の予想通り、売上高1兆6,500億円、営業利益800億円、経常利益795億円、純利益420億円を見込んでいる。