不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/6/8

首都圏の居住用定借物件成約数、前年度比微減の約7,500件/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は8日、2011年度の首都圏居住用賃貸物件における定期借家物件の成約状況をまとめ、発表した。

 当年度(11年4月~12年3月)の定期借家物件成約数は、7,536件(前年度比▲0.3%)と減少。減少率が最も大きいのは千葉県311件(同▲9.1%)となった一方、埼玉県は992件(同17.5%増)と増加した。居住用賃貸物件に占める割合は3.2%、一戸建てでは13.9%を占めており、成約の43.2%が東京23区に所在していた。
 
 成約が最も多い賃料帯は「5~10万円未満」で、マンションが47.5%、アパートが71.3%を占めた。特にマンションは低賃料帯の増加が目立ち、平均成約賃料は12万3,200円(同▲13.6%)と下落した。「礼金0」の割合は全種目で普通借家より定期借家の方が高く、アパートは、「礼金」・「敷金」ともに0ヵ月が最多となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。