トップリート投資法人（TOP）は14日、2012年4月期決算を発表した。
当期（2011年11月1日～2012年4月30日）の営業収益は56億9,300万円（前期比▲2.1％）、営業利益27億7,200万円（同▲0.3％）、経常利益20億2,900万円（同2.1％増）、当期純利益19億9,900万円（同0.7％増）。1口当たり分配金は1万2,577円（同90円増）であった。
当期は、「新川中央ビル」（取得価額56億円）を取得。またポートフォリオの安定性向上を図るために「トップレジデンス日本橋茅場町」（取得価額24億円）を取得し、保有する「日鉄本町ビル」を売却という資産の入れ替えを実施。この結果、当期末の運用資産は18物件となり、取得価額ベースで1,843億4,500万円となった。
運用面では、「赤坂王子ビル」の後継テナント誘致を達成、賃貸借契約を締結。当期末現在で残り1フロアのみとなり、運用資産全体の稼働率は98.5％（同1.2ポイントアップ）と回復した。
次期は、営業収益56億2,100万円、営業利益26億3,100万円、経常利益19億2,300万円、当期純利益19億2,200万円、1口当たり分配金1万2,400円を見込んでいる。
