不動産ニュース / ハウジング

2012/6/19

木質系建物の劣化診断システムで特許取得/エス・バイ・エル

 エス・バイ・エル(株)は19日、同社オリジナルの高耐久化システム技術「LOOP(Long Owner Program)」における「木質系建物の劣化診断システム(Revo見える図)」が、特許を取得したと発表した。

 「LOOP」は、同社が全棟に搭載している“壁体内換気システム”の30年に及ぶ実績と、調査研究に基づき開発されたシステム。(1)木材の含水率の状態を視覚的に示し、設計段階における対策立案を容易にする評価システム「Revoみえる図」で、将来劣化の可能性がある部位を見える化、(2)住宅の建築方位、敷地条件、周辺環境等の諸条件を個別に壁体内換気パネル設計に反映させる「邸別パネル設計技術」等を盛り込んだもの。2009年から約3,800棟(11年度末現在)に導入している。

 今回特許を取得した「Revo見える図」は、最も通気性が悪く含水率が高くなる構造部位を視覚的に確認することができ、設計の段階で住宅の壁体内換気パネルの設計や生産、構造計画を見直すことが可能となる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。