不動産ニュース / ハウジング

2012/6/19

女性の暮らしを支援する賃貸住宅「Lacine(ラシーネ)」を全国展開/パナホーム

「Lacine(ラシーネ)」外観イメージ
「Lacine(ラシーネ)」外観イメージ
「資産活用事業全体で2015年度受注高1
「資産活用事業全体で2015年度受注高1

 パナホーム(株)は、女性の入居者をターゲットにした賃貸集合住宅の新ブランド「Lacine(ラシーネ)」を、7月1日より全国展開する。

 「ラシーネ」は、建物と運営・サービスの両面で高付加価値化を図ることで入居者ニーズに応え、競争力のある経営を提案する新ブランド。ターゲットは、単身女性、共働き女性・DINKS、子育て主婦・シングルマザー、単身高齢者。ライフステージ別に、女性の暮らしを支援するアイディアを導入。単身女性向けから、商品展開していく。

 同社が2011年6月にオープンした短期体験入居型の賃貸集合住宅「ラシーネ井の頭」(東京都三鷹市、全10室)の運営で得たノウハウをフィードバック。デザイン性や防犯性の高い外観や間取りと、女性の感性に応えるインテリアを提案していく。
 「ラシーネ井の頭」で試行した、2~4週間の短期体験入居「おためしステイ」を踏まえ、首都圏を中心に「おためしステイ」を展開。その周辺に「ラシーネ」を建設していく予定。周辺の「ラシーネ」の入居者は、「おためしステイ」で開催する各種の催しへの参加も可能とする。

 「ラシーネ」の賃貸集合住宅の価格は、モデルプランで坪当たり約53万円。家賃は周辺相場よりも3~4割高く設定し、利回り11%程度を想定していく。

 18日会見した同社代表取締役社長の藤井康照氏は「賃貸住宅の空室は大きな課題。同じようなモノでは、賃料競争となって利回りが取れない。これからの資産活用は、コンセプトをより明確にしていくことが求められる。『ラシーネ』は、女性のライフステージに対応した集合住宅の新しいあり方を提案していく。新しい事業の柱とし、資産活用事業全体の15年度受注高1,000億円を目指す」などと述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。