東京急行電鉄(株)は、21日より「震災時安全ハンドブック」を無料配布する。
大規模地震発生時に、駅利用者が落ち着いて行動できることを目的に発行するもの。配付場所は、世田谷線・こどもの国線の一部駅を除く東急線各駅と、沿線の東急ストア60店舗。
同ハンドブックには、震災時に駅構内から避難する場合、列車が駅間に停車した場合などに乗客に協力してほしいことや、地下駅の火災対策、停電対策などの地震に備えた同社の取り組み、その他沿線を37エリアに区分けした地図などを掲載している。
なお、同社は6月より、地震発生時に帰宅困難者への対応として、全線で3万人分の飲料水、非常食とブランケット、1万人分の簡易トイレの配備を進めており、10月に備蓄を完了させる予定。