不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/6/26

特損計上がなく最終利益が2.1倍増/イオンモール13年2月期第1四半期決算

 イオンモール(株)は25日、2013年2月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2012年2月21日~5月20日)の連結売上高は383億9,900万円(前年同期比8.6%増)、営業収益は98億6,400万円(同6.4%増)、経常利益は93億400万円(同4.8%増)、当期純利益は52億8,400万円(同119.0%増)。前年同期は、東日本大震災による建物・建築物等の回復費用等27億9,500万円および資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額17億6,100万円等の特別損失計上があったため、大幅な増益となった。

 当期は、新たに「イオンモール福津」(福岡県)のほか、中国天津において「イオンモール天津中北」を開設。既存モールは、グループのモール型商業施設の統一セール「DO MALL!AEON MALL FES!」の実施等、集客向上の施策を進めた結果、既存54モールの専門店売上高が前期比110.6%、来店客数は同106.6%と増加。東日本大震災の反動があったものの、前年同期比(既存51モール)でも専門店売上高は108.5%と伸長した。

 通期は、連結売上高1,640億円、営業利益435億円、経常利益410億円、当期純利益230億円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。