不動産ニュース / 開発・分譲

2012/7/4

歴史的建造物の外観活かした分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋」の販売開始/オリックス不動産

「グランサンクタス淀屋橋」外観イメージ
「グランサンクタス淀屋橋」外観イメージ

 オリックス不動産(株)は3日、建設中の分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋」(大阪市中央区、総戸数60戸・店舗1戸)の販売を開始すると発表した。

 同マンションは、大阪市営地下鉄御堂筋線、京阪電鉄京阪本線「淀屋橋」駅徒歩3分、大阪市営地下鉄本線、京阪電鉄京阪本線「北浜」駅徒歩5分。敷地面積は774.13平方メートル、延床面積は5万666.09平方メートル、鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。
 旧建物が、日本銀行本店や東京駅等の設計を手掛けた建築家・辰野金吾氏が設計した優れた近代建築物として周辺景観の重要な要素となっていたことから、当時の趣をできるだけ残すために、旧建物の外壁を保存した上で分譲マンションを新築するもの。住宅事業においては希少な曳家工法を採用している。
 
 エントランスロビーの一部に旧建物で使われた木材を保存して移築。また内廊下を採用するなど、ホテルライクな設計としている。
 また、「大阪市防災力強化マンション」の計画認定を受けているほか、ALSOKと連携したセキュリティシステム、ハンズフリーでエントランスドア等の開錠が可能なClavis Tebraシステム、防犯センサーの設置等、さまざまなセキュリティプランを導入している。 

 住戸は保存外壁の高さを利用した約4.4mの天井高さを有するロフト付き2階住戸で、専有面積は56.09~78.83平方メートル。間取りは1LDK+S~2LDK+S。販売価格は3,760万~5,650万円。
 
 竣工は13年7月、入居は同年9月の予定。

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