不動産ニュース / 開発・分譲

2012/7/11

中国蘇州市のマンション開発事業に参画/住友商事ほか

「蘇州工業園区唯亭」全体完成イメージ
「蘇州工業園区唯亭」全体完成イメージ

 住友商事(株)と住友商事(中国)企業集団(北京、代表:幸 伸彦氏)傘下の住友商事香港有限公司(香港、社長:大野雅明氏)は10日、中国の大手ディベロッパー大連友誼集団有限公司の傘下企業である江蘇友誼合昇房地産開発有限公司(以下、江蘇友誼)とともに蘇州双友置地有限公司を設立、中国蘇州市のマンション開発事業「蘇州工業園区唯亭」プロジェクトに参画したと発表した。

 同プロジェクトは、上海市と南京市を結ぶ高速鉄道「滬寧鉄道」の「蘇州工業園区」駅から約1.5kmの蘇州工業園区に位置。敷地面積約2万2,740平方メートルに、17~18階建てのマンション棟5棟(総戸数約400戸)、1階建ての商業店舗棟1棟を開発する。住友商事グループが日本国内で展開しているマンションブランド「CLASSY HOUSE」で培ったノウハウが評価され、江蘇友誼より共同参画を打診されてのもの。

 蘇州工業園区は中国政府とシンガポール政府が協力して開発を進めている国家級開発区で、多くの有力外資企業が進出し、住宅価格水準が比較的高い地域。同物件では同園区勤務者をメインターゲットとし、他物件との差別化を図った高品位のマンションを供給する。居住性や品質を重視した住宅プランや建物仕様、日本人デザイナーを起用した室内デザイン、高度なセキュリティ設計、日本流の販売手法等などを採用した内装付きマンションとする予定。総事業費は約70億円。

 完成は2015年1月を予定。

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