不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/7/13

環境不動産の普及には「明確な指標」「税制優遇」が必要/日本不動産研究所調査

 一般財団法人日本不動産研究所は12日、7月4日に開催した「JREI不動産ビジネスセミナー2012 環境不動産マーケットの現状と未来」の来場者を対象に、環境不動産の普及・認証に関するアンケートを実施、その結果を発表した。有効回答数は130。

 「環境不動産の一層の普及に必要なこと」という質問に対しては、「さまざまな立場からわかりやすい指標」が46%、「税制上の優遇」「賃料収入が増えることが明確になること」が45%と上位を占めた。そのほか、「エネルギー消費量・費用への効果の明確化」「環境不動産であることを示すマーク」などが上位となった。

 また「DBJ Green Building認証を初めとする金融機関による認証制度が今後目指すべき方向性」を聞いたところ、「築古・中小規模物件でも取り扱いやすい認証レベルの新設・拡充」が59%でトップに。続いて「認証取得物件の鑑定評価との連動(Caprate等への反映)」の42%となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆