不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/7/17

首都圏分譲マンション賃料、6ヵ月連続の下落/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは17日、2012年6月の三大都市圏(主要都市別)における分譲マンション賃料月別推移を発表した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は、2,462円(前月比▲1.1%)と6ヵ月連続の下落。都県別では、東京都が2,904円(同▲0.4%)、神奈川県が2,018円(同▲1.2%)、埼玉県が1,587円(同▲0.9%)、千葉県が1,522円(同0.3%増)と、千葉県を除くエリアでは引き続きマイナスとなった。神奈川県は平均築年数が18.4年から19.0年に進んだ影響で弱含んでおり、直近1年間では平均築年数が最も進んでいる。

 都市圏別では、全域的に弱含んだことで東京23区が3,011円(同▲0.3%)となったが、都心部での底堅い動きは継続している。横浜市が2,162円(同▲0.8%)、さいたま市が1,757円(同▲0.5%)と下落したが、千葉市は1,497円(同0.8%増)と、平均築年数の若返りによって唯一の上昇となった。

 近畿圏は主要エリアが揃って下落したことで、1,690円(同▲1.1%)と引き続きマイナス。中部圏は1,497円(同0.7%増)で、今年2月以降続いてきた下落傾向にようやく歯止めが掛かった。

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