不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/7/18

12年上半期の近畿圏マンション供給、前年同期比11%増/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は18日、2012年上半期(1~6月)および6月度の「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。

 同期のマンション発売戸数は1万334戸(前年同期比11.1%増)と増加した。地域別では大阪市3,659戸(同11.4%増)、大阪府下3,183戸(同26.4%増)、神戸市1,159戸(同70.2%増)、兵庫県下997戸(同▲25.5%)、京都市673戸(同▲6.4%)、京都府下168戸(同833.3%増)、奈良県250戸(同14.7%増)、滋賀県201戸(同▲61.9%)、和歌山県44戸(前年同期:0戸)。

 1戸当たりの平均価格は3,471万円(同▲0.3%)、平方メートル単価は48万5,000円(同▲0.4%)といずれも下落した。また、同期の平均月間契約数は75.9%(同2.9ポイント増)と上昇し、継続販売戸数は2,602戸(同▲314戸)の減少となった。12年下半期は、約1万1,700戸の発売戸数を見込んでいる。

 一方、6月の新規販売戸数は2,096戸(前年同月比11.0%増)となった。月間契約率は81.6%(同6.7ポイントアップ)。1戸当たりの平均価格は 3,598万円(同5.2%増)と3ヵ月ぶりに上昇。1平方メートル当たりの単価は49万8,000円(同1.8%増)と2ヵ月連続の上昇となった。

 7月の発売戸数は2,200戸程度の見込み。

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