不動産総合情報サービスのアットホーム（株）は27日、同社のネットワークにおける2012年6月期の首都圏の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。調査対象物件は、登録物件が新築戸建8,679件、中古マンションが1,634件。成約物件が新築戸建1,873件、中古マンションが371件。
新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,158万円（前年同月比▲3.0％、前月比0.5％増）と下落傾向が継続。前年同月比では、5ヵ月連続の下落となった。成約価格は1戸当たり3,233万円（同▲0.2％、同2.0％増）となった。成約価格は4ヵ月連続の下落。23区の5,000万円以上の物件シェアが2割を切ったことが響いた。
中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,133万円（同▲6.4％、同0.6％増）。平均成約価格は2,078万円（同1.7％増、同▲3.7％）。前年同月比では3ヵ月ぶりにプラスとなったが、前月比では2,000万円台の物件が減り、1,000万円台の物件が増加したことで、再び下落に転じた。
