不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/8/1

関西圏の既存マンション価格、やや下落から横ばいに転じる/三井不動産リアルティ調査

 三井不動産リアルティ(株)は7月31日、関西圏住宅地および既存マンション価格動向調査「第15回リハウス・プライスリサーチ」(2012年7月1日時点)を発表した。調査地点は住宅地164ヵ所、既存マンション173ヵ所。

 12年4~6月における変動率は、住宅地が▲0.2%(前回調査時0.1%)と13期連続横ばい傾向に。既存マンションが▲0.7%(同▲1.0%)とやや下落傾向から横ばい傾向に回復した。住宅地地点のうち、上昇は15ヵ所(同15ヵ所)、横ばいは129ヵ所(同135ヵ所)、下落は20ヵ所(同14ヵ所)。既存マンション地点では、上昇は20ヵ所(19ヵ所)、横ばいは107ヵ所(116ヵ所)、下落は46ヵ所(42ヵ所)となった。

 また、年間変動率は住宅地で▲1.2%(同▲1.4%)、既存マンションで▲2.6%(同▲2.2%)。いずれもやや下落傾向が続いている。

 今後の見通しについて、同社は「一部エリアで価格調整の動きがみられるものの、値動きの幅としては比較的小さいものであることから、今後も大きな価格変動は見受けられない」としている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。