不動産ニュース / 開発・分譲

2012/8/3

東京・浅草のホテルが竣工。10日に開業/ヒューリック

「ヒューリック雷門ビル」外観
「ヒューリック雷門ビル」外観

 (株)ヒューリックは2日、老朽化に伴い建て替えを進めていたビル「雷門Fビル」が新名称「ヒューリック雷門ビル」として竣工したと発表した。

 同物件は、銀座線・都営浅草線「浅草」駅徒歩2分、浅草寺の雷門より徒歩1分という雷門通り沿いの利便性・視認性が高い場所に位置。ホテルと食品スーパーで構成される鉄骨造地上14階(1~2階店舗、3~14階ホテル・総客室数137)建ての複合ビル。敷地面積1,036.45平方メートル、延床面積7,779.26平方メートル。ホテルは100%子会社のヒューリックホテルマネジメント(株)に賃貸しており、10日の開業を予定。

 ホテルは、受付ロビーとレストラン・バーを13階に配置したことで、東京スカイツリーをはじめ浅草のまちを一望できるよう工夫を凝らした。観光・レジャー客に対応するため、客室は24平方メートルのダブル・ツインタイプを主体とした。10~12階にはビューバスを設置した客室を設けるほか、雷門通りに面した3階のスイートルームにはバルコニーを設け、三社祭等のイベントを真近で楽しめるようにした。
 さらに、国土交通省の「省CO2先導事業」に採択されるなど、環境にも配慮。昼間には屋上に設置した太陽熱パネルで集熱し、客室階の共用廊下に配した潜熱蓄熱材を通じて夕方から夜間の空調に活用。これにより、年間約10万4,000kWhの省エネ効果(CO2排出削減量年間17.33t)を見込んでいる。

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