アーバンライフ(株)は8日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は6億400万円(前年同期比▲56.0%)、営業利益1億5,000万円(同326.7%増)、経常利益1億円(前年同期:経常損失1,000万円)、当期純利益は8,900万円(同:当期純損失8,100万円)。
前期より新規の不動産開発を一時休止し、安定収益拡大のため不動産賃貸事業を強化、収益構造の転換を図った。そのため、不動産販売事業は完成在庫の販売もなかったことから、売上高の計上はなく、アフターサービス工事費用等の発生により営業損失500万円を計上。
不動産賃貸事業は、「東神戸センタービル」(神戸市東灘区)の稼働率向上と運営の効率化等により、売上高は3億2,100万円(前年同期比20.6%増)、営業利益は1億3,100万円(同48.2%増)。
販売代理・仲介事業は、営業力の強化を図ることで成約件数と取扱単価が増加したこととコスト削減に努めたことで売上高1億7,000万円(同1.3%増)、営業利益は3,200万円(前年同期:営業損失700万円)となった。
通期については、連結売上高22億1,000万円、営業利益4億2,000万円、経常利益2億8,000万円、当期純利益2億6,500万円を見込んでいる。