サンフロンティア不動産（株）は9日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。
当期（12年4月1日～6月30日）の連結売上高は21億1,100万円（前年同期比▲0.4％）、営業利益4億3,300万円（同119.3％増）、経常利益4億1,700万円（同140.1％増）、当期純利益4億800万円（同213.5％増）。
主力の不動産再生事業では、主に都心5区エリアにおいて短期プロジェクト型物件を中心に4棟を購入したほか、テナント誘致や改修等の商品化プロセスに工夫を重ねて早期高稼働再生を実現した2棟を販売。また、競争力のある賃貸用ビルへの入れ替えを念頭に、賃貸用ビル4棟の売却も実施した結果、売上高13億4,500万円（同▲21.9％）で、セグメント利益は4億2,600万円（同33.7％増）と増益になった。
仲介事業については、売買仲介で顧客基盤の強化、関連部署や金融機関、税理士等からの紹介案件の成約率向上に注力。また、賃貸仲介でビルオーナーの経営に関する悩みを解決することで周辺事業を含めたフィー収入の増強に努めた結果、売上高3億1,700万円（同72.5％増）、セグメント利益2億7,400万円（同72.1％増）を計上した。
なお、通期では連結売上高105億円、営業利益11億2,000万円、経常利益10億5,000万円、当期純利益9億5,000万円を見込んでいる。
