不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/8/17

不安を感じる犯罪、空き巣など「住宅への侵入」がトップに/内閣府調査

 内閣府は16日、「治安に関する特別世論調査」の結果を発表した。治安に関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考にする目的で実施したもの。
 調査期間は7月5~15日。全国20歳以上の日本国籍を有する3,000人を対象に、調査員による個別面接を行なった。有効回答数は1,956人(65.2%)。

 日本は安全・安心な国かという問いでは、「そう思う」が59.7%(2006年調査比13.6ポイント増)と大幅に増え、最近の治安についても「よくなったと思う」が15.8%(同4.5ポイント増)と、日本が以前よりも安全になったという認識が高まっていることがわかった。

 不安を感じる場所としては、「繁華街」が53.7%(同9.0ポイント増)で最も多く、「路上」53.6%(同▲9.9ポイント)、「インターネット空間」41.9%(同1.8ポイント増)と続いた。また、「自宅」は13.0%(同▲2.9ポイント)と前回調査時より減少している。

 不安を感じる犯罪については、「空き巣などの住宅に侵入して物を盗む犯罪」が51.1%となり、前回調査時よりも2ポイント減少しているもののトップに。一方で、大きく減少したのは、「誘拐、子供の連れ去りやいたずら」31.1%(同▲11.2ポイント)であった。

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