アパグループは22日、分譲マンション「CONOE(コノエ)<東日本橋駅前>」(東京都中央区、総戸数36戸)を着工した。
同物件は、都営浅草線「東日本橋」駅徒歩2分に立地する、地上10階建てのマンション。2010年4月から進めてきた中期5ヵ年計画(頂上戦略)「SUMMIT5」の一つで、コノエシリーズ第8弾。
LED照明・節水型トイレ・照明一括オンオフスイッチ・ディスポーザーといった「エコ仕様」、エントランス・エレベーター・玄関のトリプルセキュリティや防犯センサーといった「ハイセキュリティ」、周辺アパホテルを半額で利用できるなどの「ホテル連携」が特徴。
住戸は1LDK~3LDK、専有面積43~67平方メートル。販売開始時期、予定価格は未定。
同日会見した同グループ代表の元谷 外志雄氏は、直近の事業戦略について「中期5ヵ年計画は折り返し地点となったが、これまでにホテル22棟・マンション14棟分の用地(38ヵ所)を仕入れた。9月までにあと2棟分仕入れ、40棟を達成したい。すでにホテルは都心3区棟数ナンバー1を達成した。向こう2年半でホテルマンション合わせさらに40棟分の仕入れをしたいが、用地取得環境、建築費とも厳しい状況にあり、当社の投資基準に合わなくなってきたら、即刻計画は中止する。ただ、目標は高く置き、マンションはコンパクトからファミリー、タワーから総合都市開発へと事業拡大を図り、首都圏でも“マンションのアパ”というブランドを定着させたい」などと語った。