(株)センチュリー21・ジャパンは28日、中古住宅とリフォームローンを一体化した新商品「リボーン21」を、9月1日より全国の加盟店で展開すると発表した。
「リボーン21」は、同社のネットワークを活用した“中古物件紹介”、住宅ローンとリフォームローンを一本化し月々の支払いを軽減する“住宅ローン相談”、“中古住宅とリフォームを合わせた瑕疵保険”のほか、パナソニック(株)エコソリューションズ社が実施するリフォームと購入前のインスペクションや購入後の家歴管理や定期点検等のアフターサービスをワンストップで提供するサービス。
同サービスにより、中古物件を購入しリフォームする際に一括で決済しづらかったこと、リフォーム部分の費用について住宅ローンが組みづらいといった問題点をクリアする。センチュリー21加盟店のうち、一定の基準を満たし所定の研修を修了した登録加盟店約200社からスタート、普及を図っていく。13年度の取扱件数目標は1,000件、15年には3,000件を目指す。
同日会見した同社代表取締役の三津川一成氏は「社会構造の変化等により、これまでの不動産流通サービスのモデルは変革の必要が生じている。国の住宅政策もストック重視に転換が図られており、このサービスによりリフォーム事業に参入することで、新しいビジネスモデルを確立していきたい」等と語った。