不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/8/30

12年上半期の首都圏新築戸建、成約価格は前年同期比わずかに下落/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社不動産情報ネットワークにおける2012年上半期(1~6月)の首都圏新築戸建住宅の価格動向を発表した。調査対象物件は、登録件数5万4,702件、成約件数1万1,204件。

 同期の登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,173万円で、前年同期比▲1.9%。すべてのエリアで下落し、とくに千葉県が2,571万円(前年同期比▲5.0%)と大きく下落した。成約価格は、1戸当たり3,181万円(同▲0.5%)とわずかに下落。登録価格に対する成約価格のかい離率は0.3%、8万円だった。

 成約物件を価格帯別に見ると、最も多いのが2,000万円台でシェアは40.4%。東京23区は、4,000万円台の物件シェアが減少し、2,000万円台の物件シェアが12.1%まで拡大するなど低価格化が目立った。

 また、平均成約面積は、敷地が113.49平方メートル(同▲1.5%)、建物が95.07平方メートル(同0.1%増)。23区の敷地面積縮小率は▲3.1%と大きく価格下落の要因となっている。駅からの所要時間別割合は、「20分超バス便」が、首都圏平均で31.7%(同▲1.9ポイント)。「5分以内」も6.3%(同▲0.8ポイント)と駅近物件も減少している。

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