国土交通省は31日、2012年7月の建築着工統計調査結果を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は7万5,421戸(前年同月比▲9.6%)、新設住宅着工床面積も684万7,000平方メートル(同▲9.6%)と、ともに2ヵ月連続の減少となった。前年同月が住宅エコポイント終了前の駆け込みで大きく伸びていたため。季節調整済年率換算値では87万戸で、11年全体(84万1,000戸)を上回っていることから、持ち直しの動きは継続している。
利用関係別では、持家が2万8,388戸(同▲12.5%)と4ヵ月ぶりの減少。貸家は2万5,982戸(同▲14.7%)と7ヵ月ぶりの減少となった。分譲住宅は2万482戸(同1.2%増)。うちマンションは9,920戸(同1.4%増)と3ヵ月ぶりに増加、一戸建住宅は1万428戸(同0.5%増)と3ヵ月連続の増加となった。