三井不動産レジデンシャル(株)は4日、日産自動車(株)の電気自動車(EV)「日産リーフ」の車載蓄電池を定置用蓄電池として活用すると発表した。第1弾は、「パークタワー東雲」(東京都江東区、総戸数585戸)。分譲マンションでは初の試み。
活用する蓄電池は4台分で、定格容量約96kWh。将来の蓄電池更新時には、フォーアールエナジー(株)が車載用として使用後も高いリユース性能を保持している車載蓄電池をマンション用(定置用)に提供する。
車載用として使用後も高い残存容量が想定されるEV蓄電池をリユースすることで、マンション用として必要な性能を確保。蓄電池更新コストの低減を図っていく計画。
「パークタワー東雲」は、東京メトロ有楽町線「辰巳」駅徒歩10分、「豊洲」駅徒歩16分に位置する、鉄筋コンクリート造地上43階建ての物件。販売開始は12年10月下旬の予定。