三井不動産レジデンシャル(株)は4日、東京女子医科大学と包括協定を締結し、分譲マンションの居住者に向けて医療サービス「プレミアムメディカルサービス」を提供すると発表。2012年秋より販売する「パークタワー西新宿エムズポート」(東京都新宿区、総戸数179戸)より順次導入していく。
同サービスは、「予防医療関連サービス」と「専属医療サービス(かかりつけ医)」の2つのサービスを提供するというもの。
「予防医療関連サービス」は、居住者が日頃の健康ケアを目的に東京女子医科大学病院でニーズに合った検診を同大学の専用予約内線電話番号にて簡単に予約・利用できるオーダーメイド検診や、専任ドクターによる医療相談、食事相談(利用料未定)を提供するもの。一方、「専属医療サービス(かかりつけ医)」は、同大学内の特別診察室で主任教授等の診察経験豊富な医師による診察・健康相談等をほぼ待ち時間なく受診できるというもの(初回利用料:1万5,000円、2回目以降:1万円。消費税別)。
現状の医療に対する不安や不満の解消に向けた生活者ニーズの高まりから導入に至ったもの。同社は今回の提携により信頼性の高い医師による安心感の高いサービスの提供だけでなく、受診者の最大の不満点である診療までの待ち時間の短縮等を実現することで、居住者の健康で豊かな「くらし」をサポートしていく考え。