物流施設プロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人GLプロパティーズ(株)は10日、現在開発中の物流施設「GLP三郷 III」(埼玉県三郷市)が、国内初となる「LEEDゴールド」の予備認証を取得したと発表した。
LEED認証とは、米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る建物環境認証制度。現在137ヵ国で1万3,000件以上の認証事例がある。
「GLP三郷 III」は、敷地面積約3万8,000平方メートル、延床面積約9万4,000平方メートル、地上5階建てのマルチテナント型施設。ゴールド認証取得にあたり、全館LED照明や高断熱の壁・屋根材などのエネルギー効率の高い建物仕様の採用に加え、自転車通勤を促進するための駐輪場の整備やシャワー室の設置、ヒートアイランド現象を抑制するための駐車場緑化ブロックや高反射折板屋根、事務所内換気量の強化、雨水利用設備や節水型衛生器具の導入などを行なっている。
竣工は2013年5月予定。