


不動産業界に向けた人材教育研修などを行なうJRC(株)(東京都新宿区、代表取締役:斉子典夫氏)は21日、第88回「JRC元気セミナー」を開催した。
今回は「壁を突破して業績を確実につくるために自分の思考を変える、行動を変える」をテーマに4つのセッションを実施。
セッションIでは、同社代表取締役の斉子典夫氏が「不動産営業の骨格と基本について」をテーマに講義を行ない、高齢化や少子化、情報化等の社会構造の変化に対応するための営業の基本を解説。営業マンと顧客の双方にメリットのある“おかげ営業(win-win営業)”や顧客にとっての“納得・共感営業”、“継続的安定営業(ブレない営業)”、顧客の潜在的なニーズまでを汲みとる“セールスヒアリング重視型”等の基本姿勢を提示した。
セッションIIでは、同社チーフリーダーの安田ひとみ氏が「最強の武器は良質のマナーから」と題した講演を実施。受講者同士での挨拶や名刺交換の実技を交え、マナーの重要性を確認した。
続くセッションIIIでは、JRCパートナー講師である(有)ILE代表取締役の進藤平太氏が「業績不振とスランプ脱出法」と題した講義を行ない、30年以上にわたる不動産営業の経験をもとに、仕事を好きになるコツや、過去の成功経験に基づくパターン化からの脱却法等のノウハウを伝えた。
最終セッション(セッションIV)では斉子氏が「成功ロードを歩むための元気法則」を解説。「目的を達成する為には、明るく元気で素直(明元素)なメンタルマインドが大切。また、あきらめない、捨てない、逃げないの三ナイ主義の徹底などを実行することでおのずと目標に近づいていく」等と話した。