不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/9/28

新設住宅着工3ヵ月連続の減。分譲マンションも再び前年割れ/国交省調査

 国土交通省は28日、2012年8月の建築着工統計調査結果を発表した。

 同月の新設住宅着工戸数は7万7,500戸(前年同月比▲5.5%)、新設住宅着工床面積も691万7,000平方メートル(同▲7.7%)と、ともに3ヵ月連続の減少となった。前年同月が東日本大震災発生後のユーザーマインドの改善で大きく伸びていたため。季節調整済年率換算値では88万8,000戸で、11年全体(84万1,000戸)を上回っていることから、持ち直しの動きは緩やかながら継続している。

 利用関係別では、持家が2万8,208戸(同▲9.1%)、貸家は2万7,616戸(同▲2.7%)とともに2ヵ月連続の減少となった。分譲住宅は2万1,228戸(同▲2.5%)、マンションも1万262戸(同▲4.0%)と7月の増加から再び減少、一戸建住宅は1万768戸(同▲2.0%)と4ヵ月ぶりの減少となった。

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