三菱地所グループは9月28日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で記者懇親会を開催した。
席上、三菱地所(株)取締役会長・木村惠司氏は「日本が抱える多くの問題の中でも、経済問題は深刻。デフレが収まらず、政府は経済の立て直しを図ることが一番のやるべきことであり、早く来年の予算と税制を決めてほしい。われわれは住宅を通じて民間ができることをやっていきたい」などと述べた。
また、開業10周年を迎えた「丸の内ビルディング」(通称:丸ビル、東京都千代田区)について触れ、累計来場者数が2億人以上突破し、丸ビル開業以前と比べると、商業店舗が280店舗から820店舗と約3倍に増加したほか、通行量が平日約2万5,000人増、土日では約4万2,000人増と増加していることなどを紹介した。その他にも、「大手町フィナンシャルシティ」(東京都千代田区)の竣工や、中国・成都において、3,400戸の住宅開発を始動することなどを紹介した。