不動産ニュース / 開発・分譲

2012/10/9

マンション居住者向け防災備蓄パッケージ商品を開発/大京グループ

物入れにボックスを収納したイメージ
物入れにボックスを収納したイメージ

 (株)大京と大京グループのマンション管理事業を手掛ける(株)大京アステージは、マンション居住者向けに、防災備蓄品のパッケージ商品『(仮称)[生・活]防災ボックス「LIFETY KIT」(ライフティキット)』を開発した。

 「LIFETY KIT」は、東日本大震災後、同社グループが管理する東北エリアのマンション居住者の声を参考に開発したもの。必須の防災用品が一まとめになっている。
 中身は、安否確認の結果を玄関ドア外に貼ることができるオリジナルマグネットや、停電時の明かりの確保とラジオによる情報収集ができるダイナモライトをはじめ、清拭布、携帯用トイレ、マンション向け防災用品リストなど。
 同社グループが管理するマンションでは、東日本大震災発生時もほとんどの入居者がマンション内で生活していたことから、取り出しがしやすい引き出し型で、持ち出さない箱型ボックスとして開発。防災リストに基づいて備品を自ら追加することで、防災意識を高めていく。また、ボックスをプラスすることで、備蓄品を増やすことも可能。大きさはコンパクトに物入れやクロゼットに入るサイズとなっている。

 「LIFETY KIT」は、2013年新春に販売を予定している新築マンション「ライオンズ相模原ライズフォート」(神奈川県相模原市、総戸数78戸)に標準仕様として採用する予定。また、同物件の他にも、相模原市内をはじめ、既築マンションにも提供していく予定。

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