不動産情報サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)を運営する(株)ファーストロジックは9日、2012年9月期の「投資用 市場動向データ」の調査結果を発表した。9月中に、同サイトに新規掲載された物件や問い合わせのあった物件を対象としたもの。
投資用1棟アパートの新規掲載物件の表面利回りは11.55%(前月比0.27ポイント増)、問い合わせ物件の表面利回りは13.22%(同0.35ポイント増)といずれも上昇した。掲載された物件の価格は5,706万円(同▲14万円)と大きく下落した一方、問い合わせ物件価格は4,414万円(同47万円増)と上昇した。
投資用1棟マンションの新規掲載物件の表面利回りは10.14%(同0.17ポイント増)と12年6月より上昇し続けており、今年最高となった。また、問い合わせ物件の表面利回りも11.10%(同0.31ポイント増)と増加した。新規掲載された物件の価格は1億7,121万円(同1,244万円増)と上昇。問い合わせ物件は1億8,983万円(同4,598万円増)と大きく上昇し、新規掲載物件の価格を上回った。
投資用区分マンションについては新規掲載物件の表面利回りは10.87%(同0.02ポイント増)と上昇。問い合わせ物件の表面利回りは12.57%(同▲0.07ポイント)と下落したものの、いずれも横ばいとなった。新規掲載された物件の価格は1,011万円(同44万円増)と上昇。問合せ物件は906万円(同▲5万円)とわずかに下落した。