大和ハウス・レジデンシャル投資法人(DRI)は2012年8月期決算を発表した。
当期(12年3月1日~8月31日)は、営業収益77億4,600万円(前期比4.4%増)、営業利益36億9,100万円(同7.5%増)、経常利益27億2,400万円(同15.6%増)、当期純利益26億1,600万円(同17.1%増)、1口当たり分配金1万6,264円(前期1万6,000円)。
期中、上場以来初となる新投資口を発行、総額175億9,900万円の資金調達を行ない、大和ハウスグループからの2物件を含む4物件を取得。礼金収入や更新料収入などが想定を上回る水準で確保できたこと、媒介手数料、修繕費等が低く抑えられたこと、金利コストが圧縮できたことなどで予想を大きく上回る実績をあげた。
期末ポートフォリオは123物件、資産規模2,110億3,500万円(取得価格ベース)となった。賃貸可能戸数9,181戸、賃貸可能面積38万1,992.54平方メートル。期末稼働率は96.1%となった。
次期については、営業収益75億4,000万円、営業利益34億8,400万円、経常利益26億1,200万円、当期純利益26億1,200万円、1口当たり分配金1万6,500円を見込む。