三井不動産レジデンシャル(株)は23日、同社のCSR活動「&EARTH教室」の活動報告会を開催した。
「&EARTH教室」は、環境についての紙芝居などを子供を対象に実演する環境教育プログラム。2010年から企業・NPO・大学生と協働で活動を開始し、これまで三井不動産グループの商業施設、マンション、販売センターなどの35会場で計63回開催、これまでに1,158名が参加した。
報告を行なった同社開発事業本部商品企画室商品企画グループ 兼 総務部環境推進グループ主査の川路 武氏は「このプログラムの面白いところは、企業、NPO、大学生が同じ目線でものをつくっていくところ。それぞれが子供を介したコミュニケーションを通じ、新しい機会や気付きを得ることができた」などと述べた。
今後の活動に関して同氏は「子供たちと触れ合ってきた経験を小学校の学習プログラムで活かしていきたい」と述べ、2013年4月~10月に都内の小学校10校で「&EARTH教室」を開く予定であることを明かした。
このほか、教室で実際に行なわれている紙芝居の実演、「&EARTH教室」応援団で、ミュージシャンの白井貴子氏らによるトークセッション「環境コミュ二ティ教育はどうあるべきか」、「よりよく生きる、life action」チーフプロデューサー 峰岸克郎氏による対話式ワークショップ「これからの環境教育について」などが行なわれた。