平和不動産(株)は29日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)の連結売上高は167億5,700万円(前年同期比▲0.4%)、営業利益は39億7,600万円(同1.3%増)、経常利益は26億6,300万円(同11.5%増)、四半期純利益は12億6,100万円(同4.5%増)。
賃貸事業では、「一番町平和ビル」(仙台市青葉区)および「平和不動産北浜ビル」(大阪市中央区)の稼働による賃貸収益の増加があったものの、「内幸町平和ビル」(東京都千代田区)などの賃貸収益の減少があり、これに住宅賃貸収益などを含めた売上高は90億3,800万円(同▲0.4%)となった。
不動産開発事業では、匿名組合配当収入増加などにより、不動産仲介収益を加えた売上高は14億8,400万円(同6.9%増)に。
住宅開発事業では、「桜堤庭園テラス」(東京都武蔵野市)など合計105戸を売り上げ、その他収益を含めた売上高は52億8,600万円(同▲1.7%)を計上した。
通期は、連結売上高320億円、営業利益65億円、経常利益38億円、当期純利益20億円を見込む。