不動産ニュース / その他

2012/11/2

集合住宅向け「見守りセキュリティサービス」を提供/日本社宅サービス

設置イメージ
設置イメージ

 日本社宅サービス(株)は、関連会社の(株)スリーSによる、設置場所を選ばない高機能セキュリティ端末「Type-S」の開発を発表した。室内に設置することで、「見守り(安否確認)」と「セキュリティ(防犯)」サービスを提供するもの。

 (株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMAユビキタスモジュールを内蔵し、FOMA回線を通じて日本全国での安定した通信を可能にした。配線工事が不要で、本体を壁掛けまたは専用クレイドルに置き、電源プラグをコンセントに挿すだけで設置できるのが特長。
 外出時・帰宅時のモード切替えや緊急時はボタン操作のみで可能とし、また、本体には人感センサーを内蔵、広範囲のセキュリティを確保した。

 留守宅に不法侵入を検知すると、警報アラームが作動し、登録先の入居者・家族宛てに侵入検知メールが届く機能や、在宅中でも予め設定した一定時間内にセンサーの反応がない場合や、長期間にわたりモード切り替えがない場合などに、「安否確認」「定時連絡」メールでの通知が届く機能を用意した。

 なお、同サービスは、同社のFCチェーン「日本住宅ネット」や、子会社でマンション管理業を営む「ダイワード」が、それぞれ取り引きする全国の不動産会社を通じて販売する。
 サービス開始は2013年1月の予定。11月5日からは、セキュリティ端末の予約申込を受け付け、受注生産を開始する計画。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。