住友林業(株)は2日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(2012年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,921億4,700万円(前年同期比▲0.7%)、営業利益68億3,900万円(同▲27.4%)、経常利益74億8,500万円(同▲23.3%増)、当期純利益36億800万円(同▲36.1%増)。
主力の木材建材事業は、震災の影響により輸入合板を中心に需要が急増した前年の反動減、売上高1,945億2,700万円(同▲4.2%)、経常利益19億2,900万円(同▲27.8%)を計上した。
住宅事業については、完工棟数が前年同期比で微減したものの、自由度の高い設計プランを実現できる「ビッグフレーム構法」採用商品の販売増加や、「エネファーム」等の環境配慮機器の搭載比率の上昇に伴い、1棟当たりの完工単価が上昇。売上高1,918億7,200万円(同2.6%増)と前年を上回った。経常利益は72億2,600万円(同▲16.9%)を計上。
なお、当期より一部セグメント区分を変更している。
通期では、連結売上高8,450億円、営業利益225億円、経常利益230億円、当期純利益130億円を見込んでいる。