(株)日本エスコンは2日、2012年12月期第3四半期決算を発表した。
当期(2012年1月1日~9月30日)の連結売上高は48億900万円(前年同期比▲2.9%)、営業利益7億円(同84.7%増)、経常利益2億2,100万円(前年同期:経常損失1億1,200万円)、当期純利益2億1,100万円(前年同期:当期純損失1億2,100万円)。
主力の不動産販売事業では、日本橋兜町等の仕掛販売用不動産の販売により保有資産の最適化を図るとともに、「ネバーランド阿倍野西田辺」(大阪市阿倍野区)等の販売を開始するなど、積極的に事業を展開。売上高30億3,300万円(同▲4.9%)、セグメント利益2億3,800万円(同153.0%増)を計上。
不動産賃貸事業では、保有するガーデンモール系商業施設のリーシング活動および自社によるプロパティマネジメントへ注力。また、福岡春日プロジェクトでは安定的な賃料収入の確保に努めた結果、売上高16億3,000万円(同4.3%増)、セグメント利益10億9,600万円(同17.6%増)となった。
なお、通期では連結売上高103億円、営業利益14億3,000万円、経常利益7億5,000円、当期純利益7億4,000円を見込んでいる。