不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/11/8

分譲マンションの利益率改善が寄与。増収増益に/住友不13年3月期第2四半期決算

 住友不動産(株)は8日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,141億2,900万円(前年同期比2.1%増)、営業利益687億7,300万円(同6.6%増)、経常利益507億1,300万円(同13.8%増)、当期純利益263億6,500万円(同13.1%増)と増収増益。投資有価証券評価損など約68億円を特別損失計上したが、最終利益も2ケタ増を確保した。

 不動産賃貸事業は、既存ビルの収益悪化が止まり、前期竣工ビルの稼働が通期寄与。営業収益は1,398億8,300万円(同5.2%増)、営業利益は494億9,500万円(同5.8%増)と増収増益となった。

 不動産販売事業は、マンション契約戸数が1,634戸(同▲116戸)にとどまり、営業収益は790億2,600万円(同▲3.2%)だったが、利益率の改善が寄与し営業利益は146億8,500万円(同19.4%増)となった。 

 なお通期では、連結売上高7,200億円、営業利益1,500億円、経常利益1,090億円、当期純利益580億円を見込んでいる。

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