不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/11/9

特別損失85億5,300万円を計上。最終赤字に/ケネディクス12年12月期第3四半期決算

 ケネディクス(株)は8日、12年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2012年1月1日~9月30日)の連結売上高は136億3,100万円(前年同期比▲7.8%)、営業利益52億1,900万円(同▲7.8%)、経常利益21億7,700万円(同5.2%増)。純利益については特別損失85億5,300万円を計上したことから、当期純損失66億3,900万円(前年同期:当期純利益10億5,200万円)となった。

 主力のアセットマネジメント事業は、管理報酬であるアセットマネジメントフィーが安定的に推移したほか、ケネディクス・レジデンシャル投資法人の上場により取得時報酬であるアクイジョンフィーが増加。営業収益46億4,100万円(同9.0%増)、営業利益26億7,700万円(同0.1%増)を計上した。

 不動産投資事業では、自己勘定保有物件のうち、たな卸資産の保有期間における賃貸収入を計上したほか、バルク案件の物件売却を推進。なお、前会計年度期間にたな卸資産の期末残高のうち257億1,500万円を有形固定資産に振り替えたことから賃貸収入が減少した結果、営業収益24億2,700万円(同▲54.9%)、営業利益5億1,200万円(同▲60.8%)となった。

 なお、通期では連結売上高169億円、営業利益46億円、経常利益10億円、当期純損失102億円を見込んでいる。

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