(公財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会(委員長:北澤艶子氏)は9日、千葉県内の会員企業2社を対象とした、視察研修を実施した。
大里綜合管理(株)(千葉県山武郡)では、代表取締役の野老(ところ)真理子氏が「CO2震災前比65%減」の取り組みや、200以上に及ぶ地域貢献活動や震災復興支援活動について紹介。社屋内にある「コミュニティダイニングおおさと」で、日替わりシェフによるランチを振る舞ったほか、全社員によるコーラスや毎日行なっているユニークな朝礼を披露した。
スターツアメニティー(株)(千葉市美浜区)では、24時間ビル監視システムの「ビルコム」コントロールセンターと、賃貸トラブルの24時間365日電話対応するコールセンターを視察。同社が入居者向けに提供している、設備・修理トラブル等、入居全般をサポートするサービス「アクセス24」はコールセンターで対応。2万7,169戸が導入しており、コールセンターに寄せられる電話内容は、「修繕依頼」「生活騒音」「迷惑駐車」などが多いという。
研修の最後、レディース委員会副委員長の武内 裕美子氏は「他社の取り組みを実際に見ることで、大変勉強になった。本日の研修で得たことを、皆さんもぜひ明日からの仕事に生かしていただきたい」などと話した。